こんにちは。そらぽっぽです^^
皆さんは英作文を書くことはありますか?
英作文では毎回必ずと言っていいほど
「理由」を書く必要が出てくると思います。
理由表現って”because”つけるんでしょ?
簡単だよ!
と考えている方もいるかもしれません。
しかし!
その「理由表現」
実は全部同じように使えるわけではありません!
合っていると思って減点されてしまうのは嫌ですよね。
これを理解して英作文の減点を防ぎましょう!
〈今回の内容〉 →英作文におけるいろいろな「理由表現」の使い分け紹介 〈この記事を読むと?〉 英作文の減点箇所を減らせる。 |
原因・理由を表す表現4選
今回ご紹介するの以下の4つです。
※「接続詞の理由表現」は別の回でお伝えします!
・〜because of A
・〜due to A ・〜owing to A ・〜thanks to A |
これらは、すべて「Aが理由で〜」という意味です。
それぞれの表現の特徴と注意点
注意しなくてはならない点は以下の2点です!
①ポジティブ(+) or ネガティブ (-) ※以下は+/-で表記②口語 or 文面 |
それらを踏まえて、各表現を見ていきましょう!
because of
“because of A “は 「Aが理由で」という意味で
一般的によく使われます。
意味・訳
ほとんどの場合は下の例のように
「〜のせいで」、「〜のおかげで」と訳すことが多いです。
実際の英文で使い方を見てみましょう!!
例文
I was late for school because of a traffic jam. 「渋滞のせいで学校に遅刻した。」
I feel better now because of the doctor. 「その医者のおかげで元気になった。」 |
ポイント
例文からもわかるように、” because of “ は+/- どちらの意味でも使えます!!
また、会話でも文面でも使えるので、理由を表す表現としては一番一般的と言えます。
due to
“due to”もよくつかわれますが、
会社や駅など公共の場でフォーマルに使われることが多いです!
またネガティブな内容もよく目にします。
意味・訳
“due to A” も同様に
「〜のおかげで」、「〜のせいで」と訳します。
例文
The airplane is delayed due to heavy snow. 「大雪のせいでその飛行機は遅れている。」 |
ポイント
” due to “ は+/- どちらの意味でも使えます!!(五分五分の頻度)
また、会話でも文面でも使えるので、理由を表す表現としては一般的と言えますが
” because of “と比べるとフォーマルです。
owing to
” owing to “は” due to “や” because of “に比べると
だいぶ形式ばった表現です。
大きな違いは口語では使えないという点です。
意味・訳
「~のため」、「~によって」など
例文
Our trip was postponed owing to bad weather. 「悪天候のため旅行は延期になった。」 |
ポイント
・形式的表現で日常ではあまり用いられない
・+/- どちらの意味でも使えます。
・ネガティブのニュアンスも多用される。
→ ”owing”=「~に帰する、借りがある」という意味があるため
・文面でのみ使用される
thanks to
” thanks to “ も” due to “や” because of “ などとは少し異なります。
意味・訳
” thank “があることから、「感謝」の意味が読み取れます。
そのため「ポジティブな場面」で使用されます。
では英文を見てみましょう。
例文
Thanks to you, I was able to pass the entrance exam. 「あなたのおかげで入試に合格できた。」 |
ポイント
+の意味なので訳は「~のおかげで」ですね。
また、” thanks to “は会話でも文面でも使用できます。
まとめ
最後に今回紹介した内容の復習だけしておきましょう!
今回の復習
今回説明した内容を表でまとめました!
ポジティブ(+) | ネガティブ(―) | |
口語 | ・because of ~ ・due to ~ ・thanks to ~ |
・because of ~ ・due to ~ |
文面 | ・because of ~ ・due to ~ ・owing to ~ ・thanks to ~ |
・because of ~ ・due to ~ ・owing to ~ |
👆のようにすると使い分けが分かりやすいですね。
講師だった立場からは、あまり言いたくはありませんが
“because of ~” か、 “due to ~” を使っておけば、
基本的に減点はされにくいです!(笑)
ただし!
1つの文章の中で何度も使用したり、文法やスペルのミス
があったりすると、当然減点対象になるので気をつけましょう!!
それぞれ使い方が少しだけ異なることを知れたことと思います。
当たり前のように使っている「理由を表す表現」でも
意外と細かな違いがあるものです。
英作文や正誤問題などで出てきたら要注意してください!
今回もお疲れさまでした。
(参考:Weblio英会話コラム)
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