こんにちは。そらぽっぽです!^^
今回は、苦手とする人が多い小論文について、いくつかのポイントをご紹介したいと思います。
小論文と聞くと、「難しそう」と感じる人も少なくないと思います。
これから紹介していくポイントをおさえれば、小論文に対する苦手意識がなくなり、作文力も上達するので是非最後まで読んでください!
小論文て何!?
小論文とは
小論文て何?めっちゃ難しそう、、、 受験科目入ってるんだけど・・・((+_+))
っていう人も少なからずいるのではないでしょうか?(笑)
小論文というのは、字のごとく論文なのです! 要するに、小論文=短い論文ということです。
そして注意すべき点は、人(書き手)の感情を入れないことです!
中立に、ただ説明する感覚です。
作文との違いは?
これは、私一個人の考えですが、小論文と作文の違いは以下の点だと考えています。
【小論文】 あくまで論文。公に通用する書き方で書いていく。【作文】 少し抽象的で、漠然と文章を書いていくことをいう。言葉遣いなどにあまり制限がない。 |
小論文の構成
論文を書くにはルールがあります。
「序論」→「本論」→「結論」 の順番で書きます。
ここで、「え、3段落でいいの?余裕やん!」とか思わないでくださいね(笑)
本論の中にはメインに話す内容が来ます。必ずしも一つではないですし、「しかし」のように話しが一転するときも段落を変えるので、大きく分けて3つという感じです。
序論とは
序論は本文に入る前の段階で、書く量としては全体の1割ちょっとです。(800字制限なら100字程度)
ここで書く内容は、正直結構難しいです。
序論を読んだだけで、読み手が「この小論文は全体的に○○のことについて書かれるのか」と理解できるように書きます。
簡単に言うと要約のような感じです。難しく言うと「問題提起」です。下の内容は少しラフに書きますね。(笑)
例えば、地球温暖化について書くのであれば、序論で書くのことは、
「最近、地球温暖化の影響で○○が起こっている(らしい)。例えば(実際に)、~という事例がある。この論文では、△△の観点から○○について述べていく。」 |
↑のようにします。〇〇は問題を挙げ、それを強調するために事例を出し、どうやって書いていくのかを読み手に教えてあげるという考え方で大丈夫です。
つまりわかりやすい要約です!
※最初は難しく考えずにとりあえず書いてみるようにしましょう!
本論とは
本論では、話をもっと深くします。背景を具体的に述べていきます。また、序論で述べた事例を掘り下げます。
読み手は序論からは大まかにしか理解できていないので、それをもっと詳しく、明確にするための本論と考えてOKです!ここで、追加ポイントで好印象を与えられるチャンス!!
ここで、追加ポイントで好印象を与えられるチャンス!!
先ほど、論文は誰の意見でもなく、事象を説明すると言いました。その際に、自分の意見でなくても、他人の意見を書くこともあると思います。明らかに多数派が言っている場合などもあるでしょう。
しかし、読み手の中には少数派の意見を持った人もいるかもしれません。
そのために!!
少数派の意見も少し取り入れ、それも肯定しましょう。一度肯定することで、全体を客観視できているとみられます。
例文) ※必ずしもこの流れでなくてもokです。あくまで1つの例だと思ってください。
Aというものは、○○というように捉えられている。一方△△という捉え方もあるようだ。
確かに、△△というのも考えられる。しかし、××という観点から見ると△△よりも、○○と捉えられる。 |
👆このように、少数派(ピンク色)を肯定して多数派(青)に戻るとベターです!!
また、「確かに、~」というように「一旦ほかの意見も冷静に見ている」というのをアピールします。
結論とは
結論は、今までのまとめです。
「主張(序論)」→「追加情報(本論)」→「まとめ&主張(結論)」
という感じです!
ここでのポイントは、「更なる問題提起(展開)」 です。
結論を述べた後に、+αで問題提起とその行方を書きましょう。
展開の例)
(結論後) 「この論文ではAについて述べてきたが、ほかにもBという問題が○○の観点からみると残っている。これを解決するには△△というのが必要なのではないだろうか。」 |
という形で終わらせます!
少し難しいですが、ここに関しては重要な評価ポイントとなりますので、抜かさないようにしましょう!
※時間や文字数が足りないときは、最悪なくてもいいですが、確実に点数は下がってしまいます。
書く時のコツや注意点!
注意点!
小論文を書くときに、いきなりペンを持って書き始めるのは、お勧めしません!まずは、構成を考えましょう。どの例を使うかなど先に見つけておくと、スムーズに進みます。
また、小論文は論文なので、言葉遣いや書き方もとても気を配らなければなりません。話し言葉などはNGです!
【注意】 ・小論文を書く時は筆者自身も迷子になりやすいので、初めに道筋を立ててください! ・練習せずにいきなり書くと絶対にできないません。たくさん書いてたくさん添削してもらいましょう! |
読み手のために丁寧に!
論文は読み手全員が全く同じ理解ができるように書くことがポイントです!
読み手が迷子に(混乱状態に)ならないように、丁寧に書きましょう!
「こんなの知らない人いない」と思っても、その言葉の説明が必要です。
主張の位置!
主張は結論でも述べますが、本当は一番初めに述べます。つまり、序論で言いたいことを言います。なぜなら序論は要約ですから!
言いたいことは始めと終わりに!!
例)
Aの方が人気。だって○○だし、△△してくれるから。Bはそれがない!だからAがいい。 |
👆このように始めと終わりに主張を言います。
主語があっているか確認!
先ほど筆者自身も迷子になりやすいとお伝えしました。
書いている内容も意識しないとずれてしまうこともあるのですが、
特に! 主語と述語が一致していない場合が多いのです。
「意味不明」と感じる方もいるでしょう。日本人だし、それぐらいわかると思われるかもしれません。
しかし、一度書いてみるとわかります。普段使わない言葉で書くため、言葉遣いや表現に意識がいき、意外と文法に目がいきません。
それは読み手が違和感を覚えやすいとこなので、毎回主語と述語が一致しているか必ず確認するようにしましょう!!
文法あってる??
上のように、主語述語もそうですが、ほかにも無意識に普段使っていて、誰にも注意されないものがあります。
「たり」の使い方
日常でもよく出てくる「~したり」という表現。
例)
暇なとき何するの?? 一人でゲームしたりしてるよ~。 |
普段は無意識的にこのように使っている方も多いのではないでしょうか
上の会話は意見普通ですが、実は小論文ではこのような「たり」の使い方では減点となります。
「たり」は2つ以上のものに使います。
正しい例)
暇なとき何するの?? 「一人でゲームしたり、犬と遊んだりするよ~。」 |
👆このように、2つ以上の動作を、「たり」を使って表します。
皆さんは正しく使っていましたか?
小論文を書くときは、いつも以上に意識して書いてください!!(^ ^)
まとめ
・小論文は序論、本論、結論で書く!
・主張は、序論と結論でかく! ・当然と思っていることもしっかり説明する! ・自分とは反対の意見も認識していることをしっかりアピール! ・主語や述語、言葉遣い、内容、文法が間違っていないかしっかり確認!(一番難しいです) ・結論のところで、最後に可能であれば「話題の展開」も含める! |
今回は以上になります。最後までお付き合いいただきありがとうございました^^
ではまた次回!!
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