こんにちは。そらぽっぽです!^^
今回は前に一度書いた小輪文について書いて行こうと思います!
小論文は、文字通り論文です。
しかし、中には感想文のように書いてしまっている人や、
本人でも混乱してしまって何を言っているかわからない文になっている人がいます。
そこで今回は、
「ちゃんとした小論文を書くにはどこに注意をして小論文を練習すれば良いのか」
という内容をまとめていきます!
小論文は〇〇と似ている!?
上記でも書きましたが、小論文は、論文です。
論文において大切なこと
論文において大切なことは、
「その文を読んだ誰もが同じ理解にならなければいけない」 ということです!
つまり、読み手によって異なるような突っ込みポイントがあってはいけません。
プレゼンテーションとよく似ている!
論文というのは、実はプレゼンテーションと非常に似ています。
「聞き手/読み手に論理的に、相手が誤解しないように伝える」という点ではほぼ同じです。
プレゼンテーションでよく使われる「スライド」は、相手にわかりやすく伝えるための助けになります。スライドを見せながら、口頭で説明する。それがプレゼンテーションです。(以下プレゼン)
【注意】 (※ここでいうプレゼンテーション:説明型、説得型などまとめて1つのものとしています。) |
そのプレゼンに欠かせないもの、それは「準備」です!!
「論文=プレゼンを文字化したもの」 だと考えてください。
プレゼンを準備しないで行う人はいません。
すなわち、論文を書くにもしっかりと「準備」が必要ということです。
小論文では以下の2点が大切になってきます!
【小論文で大切な2つのこと】 ・「誰もが同じ理解度になるように書くこと」 ・「しっかり準備すること」 |
→人によって理解が異なってしまうと、突っ込んでくる人も出てきそうですね。
そのように、「突っ込まれそうな点」=減点箇所 となります。
誰もが同じ理解度になるには?
さっきから「みんなが同じ理解度」っていうけど「無理やん」って思う方もいると思います。
たしかに、100人中100人が、まったく同じ意見を持つとは思っていません。
意見というのは個人の考えなので、一緒である必要はありませんが、
「○○に対する意見」ということで一致してもらう必要があるわけです。
少し混乱しそうなのでわかりやすく考えましょう。
例) A君は「外国留学は異文化体験できて学ぶことがある!」という、プレゼンを行いました。
【良いプレゼン → 内容(異文化経験は学びになる)に対する意見が生まれる】 ・僕も将来外国で働きたいから、今まで当たり前と思っていた文化とは異なる、外国文化に触れてみる経験は、グローバル化が進む現在ではとても重要と思いました。
・今までは日本人からの目線でしか見れなかったけど、外国人の目線も知ったうえで会話できたら面白そう!
👆このように、しっかりとその内容に対する意見が出てきます。
一方で・・・
【悪いプレゼン → 的を射ていない意見が生まれる(内容が理解されていない)】 ・留学に行ったら、A君のホストファミリーみたいにいろいろ楽しいとこに行けるのかな。(留学サイコー)
・僕みたいに英語できなくても、ジェスチャーとかで意外と通じるものなんだということが分かった。
👆上手にプレゼンできないと、意見が云々よりも、「そもそも内容が伝わっていない」 この場合、少年の考えは、どちらも「留学によって学べる事」ではなく、「その子の経験や感想」に対する意見になっています。 |
このようなことが起こらないように、
しっかりと「何について説明しているのか」が100%の理解になるようにします!!
次はその具体例を出します。
「本」の理解度は100%同じ!
「感じ方は人それぞれだから全員が同じような理解にはならない!」と思われるかもしれません。
繰り返しますが、 確かに感じ方は人それぞれでも、理解度は同じにできます。
一番身近で感じれる例が「本」です。本というのは誰もが同じ理解ができるように書かれています。
当然、ある本に対する感想は異なりますが、理解度は同じです。
たまに「結局何が言いたいのかわからない本」というものも残念なことに存在します。
そのような本は、まさに私が今伝えていることができていなくて、「読者の理解度を同じにできていない本」となっています。
(理解できないとそもそも感想や意見を考えるのも難しいこともありますが・・・笑)
「つまらなかった」としっかりいえる本はある意味ちゃんと書かれている本ということですね。
読んでみてちゃんと感想が生まれるわけですから。
・・・少し話し飛びましたが戻ります💦(笑)
本の書き方はとても難しいですが、本を書く上で最も大切なのは「話の展開」です。
【話の展開】 ・段落 ・ストーリー性 ・ある事象の因果関係 |
などがあります。
当たり前のことこそ難しい!
上記で、「話の展開」というワードを出しました。
簡単にいうと、
「話の展開」=「誰が何してどうなった、だから~」 ということです。
何を今更と思いますが、実はこれとても難しいことなんです!!
日本語では口語でしか言わない言葉や、「主語がなくても伝わってしまうことがあります。
それゆえに、いざ文章を書こうとすると
主語と述語の一致ができていないことが多くあります。
また、接続詞が弱い人や、文法がおかしいということも良く起こります。
多い間違え方
ここからは、特に間違いが多く、目立つものをいくつかあげて行こうと思います。
自分も使っているなというものがあるかもしれませ!
よく見ておきましょう!
①「たり」
現在の日本語会話において、「たり」は間違って使われることが多いです。
例えば、暇なときに何をするか聞かれた際に、「暇なときは、テレビ見たりしてるかな~」
と答えても、普通に通じます。ですが、この使い方は実は間違っています。
【説明】
「たり」を用いるには2つ(以上)の動作を使用しなければいけません。
正しい用法は次のようになります。
「暇なときは、テレビ見たり、ペットと遊んだりしているよ。」
※この間違いなどについては、もう少し詳しく説明している記事がありますので気になる方はぜひ!
→【小論文】小論文の書き方を徹底解説します!!作文との違いは説明できますか?
②「主語と述語の不一致」
正直これが一番多い間違え方ではないでしょうか。
それは、「主語と述語があっていないミス」です。
というのも、日本語では主語が省かれたり、語順がある程度バラバラでも意味が通じてしまったりするのが原因だと考えられます。
複雑なことを書こうとして文が長くなれば長くなるほど、そのようなミスが起こりやすくなってしまいます。
無理に繋げようとして、ミスをしてしまわないようにしましょう。
【ミスを減らすためにできること】 ・「文を区切る」 ・「必ず主語と述語が一致しているか確認する」 |
このような対策をとるようにしましょう!
③「内容が的を射ていない」
①や②ができていたとしても、そもそもの内容がずれていては話になりません。
小論文の問題にしっかり答えることが最優先!!
日本語のミスなどにも注意はしますが、何より内容があっているのか、確認しましょう!
以上3点のようなミスが起きてしまわないように小論文は書かなくてはいけません。
的を射た内容をきちんとした日本語で伝える → 読者は同じ理解に達する。
👆この方程式を覚えておきましょう!!
そもそもなぜそのようなミスが?
ズバリ答えは「準備不足」が原因です。
★小論文の試験が始まってから、すぐに用紙に文を書き始めてはいけません!
しっかり準備しましょう!!
そこで使えるのが「ブレインストーミング(brain storm)」です。
ブレインストーミングとは?
ブレインストーミングとは、「持っている知識を派生させていく作業」です。
「脳みそを(嵐のように)ぐちゃぐちゃにかき乱す」=「知識を絞り出す」 からきています。
またこれは小論文だけではなく、アイディアを出す場面ではいつでも使えますので、ぜひ利用してください!!
もちろんプレゼンの時にも役立ちます。
ブレインストーミングのやり方
やること自体は、マインドマップ作製に似ています。
問題に出された、「一番の問い」を中心に、それに関連したものを派生させていきましょう!
ブレインストームし終わったら、
「今回は何と何をどう関連付けて結論までもっていくか」
ということを箇条書きでもいいのでしっかり段落分けして考えましょう!!
例)
私は実際にこんな感じでメモとして白紙スペースに書いています。
参考までにどうぞ!
→ 一見面倒くさそうですが、迷子にならないのでお勧めです!(※「序論」とかは書いてません) |
👆みたいな感じでしっかり決めた方が良いです。
そうすれば、ちゃんと筋の通った文になり、読み手が理解しやすくなります。
そこまでやってから、本文の書き始めに入るようにしてください!!
まとめ
今回は小論文で多くの人がやってしまうミスを少しご紹介し、
「どのように書いていくのが良いか」についてまとめました。
最後におさらいだけしましょう。
おさらい
① 「誰もが同じ理解度になるように書くこと」「しっかり準備すること」 が大切!
② そのためには!! 急に文を書き始める ・・・× ブレインストーミングをして道筋を立ててから書き始める ・・・〇 ③ 書く上で、日本語の「主語の不一致」や「文法のミス」に気を付ける! |
今までこれらを試したことがない人は、今回まとめたものをやれば確実に今よりいい結果になります!
是非やってみてください!!
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
また次回!
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