【中学英語】【比較⑤】最上級を原級や比較級で表現！ no other / any other

【この記事はこんな人におすすめ】
・比較が苦手な人
・英語が好きな人

こんにちは！そらぽっぽです^^

今回も比較についてお話します。

ついに第5回ということで、【中学英語】比較シリーズの最終版です！

比較は大きく分けて以下の3つにわけられます。

・原級
・比較級
・最上級

これまで、上記3種の説明はそれぞれしてきましたが、今回は「最上級を、他の級で表す方法」について説明します。

原級・比較級・最上級の復習
原級で最上級を表す方法
1. 日本語で言い換えてみる
2. “no other ○○” を使ってみよう！
比較級で最上級を表す方法
1. any other ○○
2. no other ○○
まとめ
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原級・比較級・最上級の復習

まず本題に入る前にそれぞれの比較表現を復習しておきましょう。

URLも貼ってあるので、忘れてしまった場合や、確認しておきたい場合は、見てから戻ってきてください^^

【原級】

原級とは、形容詞の原形のことで、よく使う普通の形容詞のこと。
一般的に “as ~ as” を用い、「～と同じくらい○○」と訳す。

→【中学英語】【比較①】原級比較級最上級の違いをザックリ理解！

→【中学英語】【比較②】　原級比較の3つの役割とは？（例文あり）

【比較級】

比較級は、形容詞や副詞の程度で優劣などをつける際に使われる。

基本形は 「~er」 だが、「不規則変化」のものや「more/less + 原級」になることもある。また、than~（～より）もセットになることが多い。

→【中学英語】【比較③】~er と more の違いもわかる比較級の使い方！

【最上級】

最上級は、形容詞や副詞の程度で最上位を表す際に使われる。
基本形は 「the ~est」 だが、「不規則変化」のものや「most/least + 原級」になることもある。
範囲を表すために、”in / on” を後に着けることもある。

→【中学英語】【比較④】　最上級とは？「the ～est と the most ～」

原級で最上級を表す方法

ここでは「原級比較」で最上級を表してみましょう。

そらぽん Jr.

え、でもさ！

原級　→「と同じくらい～」

最上級　→「最も～」

なのにどうやって表せるの？？

👆と思った方もいるかもしれません。

確かにこの2つは使われる状況が全然違うので、同じ意味にするのは難しそうです。
そういう場合は、日本語から考えてみましょう！
（クイズみたいになってますが…笑 ^^;）

日本語で言い換えてみる

「と同じくらい～」を使って、「最も～」と同じ意味にするには

「○○と同じくらい～なものはない」≒「○○が最も～だ」

とすれば言い換えられますねっ！

そらぽん Jr.

英語では否定文にしなくても、「否定の意味が含まれた主語」を使うことで、肯定文のまま否定文の意味にできるんだったよね？

まさに英語独特な表現って感じだね！

そらぽん　Jr.

・no one
・nobody
＝「誰も～ない」

とかもそういうことか！

そらぽん先生

そゆこと！

ただ、今回は「だれも～ない」という意味ではなく、「他のどの○○も～ない」という意味の方が比較の文としては正しいよね？

だから「他の」という意味も含めて、“no other 〇〇”を使うよ！

“no other ○○” を使ってみよう！

実際にどうやって使うのか例文で確認しましょう。

今回は
「私のクラスで1番走るのが速いのはボブだ」
という文を作ります。

上の例文を、最上級と原級て同じ意味にします。

【最上級】
Bob is the fastest runner in my class.
（ボブは、私のクラスで1番走るのが速い人だ）

↓

【原級比較】
No other student in my class can run as fast as Bob.
（私のクラスのどの生徒も、ボブ程速く走れる人はいない）

👆のように言い換えられます。

“no other ○○” は意外と使われることが多いので、しっかり覚えておきましょう！

比較級で最上級を表す方法

では続いて比較級で表す方法を見ていきましょう！

基本的な考え方は原級比較の時と同じで、日本語から考えると分かりやすいです。

比較級での表すには

・any other

・no other

の2つを使います。

any other ○○

原級比較では “no other” だったのに対し、比較級では “any other” も出てきます。

勘のいいひとならわかるかもしれませんが
最上級は「1番～」ということなので、「1番＝（他には）１つも (any)」のニュアンスが強いのです。

では使い方を見てみましょう！

ここでも先ほどと同じく
「ボブは、私のクラスで1番走るのが速い人だ」
を例文にします。

【最上級】
Bob is the fastest runner in my class.
（ボブは、私のクラスで1番走るのが速い人だ）

↓

【比較級】
Bob can run faster than any other student in my class.
（ボブは私のクラスの他の誰よりも速く走れる）

👆のように言い換えられます。

no other ○○

では “no other” です。

これは、先ほど原級比較の時にも触れたので使い方は大丈夫だと思います。

これは原級だけでなく、比較級の時にも使えるので覚えておきましょう^^

※同じ例文で見ていきます。

【最上級】
Bob is the fastest runner in my class.
（ボブは、私のクラスで1番走るのが速い人だ）

↓

【比較級】
No other student in my class can run faster than Bob.
（私のクラスのどの生徒も、ボブ程速く走れる人はいない）

👆のように言い換えられます。

英語学習全般に言えることですが
しっかり例文で使い方を覚えることは、英作文やリスニングなどでも点数上げるのに役立ちます。しっかり理解できるようにしましょう！

【重要】

①any other や no other の単語には注意が必要です！
→これらの後ろの名詞は必ず「単数名詞」となります。複数形を使わないようにしましょう。

②「全員と比較する＝みんなと(複数)」と考えがちですが、実は少し違って「全員と比較する＝一人ひとりと(単数)」

→今回の例文でいえば、「ボブは他の生徒一人ひとりを対象に比較した際に1番速い」ということです。

「みんな(複数)を対象にしてしまうと、集団 vs 個人のリレーでも速い」ことになってしまいます！笑

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます^^

ではおさらいです。

・最上級の文章は「原級」や「比較級」を使っても表せる！

・”no other ～” や、”any other ～” を用いて言い換え可能！

・”no other ～” や、”any other ～” の後の名詞は単数形！

以上です。

お疲れさまでした！

【中学英語】【比較⑤】　最上級を原級や比較級で表現！　no other / any other

原級・比較級・最上級の復習

原級で最上級を表す方法

日本語で言い換えてみる

“no other ○○” を使ってみよう！

比較級で最上級を表す方法

any other ○○

no other ○○

まとめ

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