「分からない単語が出てきた時の対処法」
こんにちは。そらぽっぽです!^^
英語の長文を読むのが苦手な方は多いと思います。
中には、英文の内容は大体理解できたのに、「この単語だけがマジでわからない・・・!!」 という経験がある人も多いのではないでしょうか。
もちろん私もよくありました。
単語というのは、ほんとに難しいですが、英語を理解するうえでは最重要ポイントです。
もちろん、すべての単語を知っている人は正直いないと思います。
全部覚えるに越したことはありませんが、大変です。
実際のテストでもわからない単語に出会うことは珍しくありません。
しかし、試験本番にわからないものが出てきてしまったらどうすればよいのか。
今回は単語に少しでも不安を抱いている方に向けて
「分からない単語が出てきてしまった時の対処法」についてお伝えしようと思います。
※【注意】 今回の内容は「試験当日にわからない単語が出てきてしまった場合どのように対処するか」 です。 「わからないからと適当にするくらいなら、こう予想した方がいい!」 くらいの感覚でお読みください。知っているに越したことはありません。 また、例外も出てきますので、「絶対」ではありません。 |
わからない英単語が出てきた場合
解いている英文の中にわからない単語があった場合、みなさんはどうしていますか?
・スルーする ・文脈的になんとなく予想する ・その他オリジナルの対処方 |
など、いろんな策があると思います!
しかし、上記の上二つに関しては、基本当たりません。
スキップは言うまでもありませんが、「文脈的に」といっても、大抵の場合
色々な文脈が当てはまってしまいます。
今回私がおすすめするのは、文脈ではなく、単語の特徴から予想するということです!
よくわからないと思うので、以下で詳しく説明していきます!
安心してください(笑)
ある単語には特定の意味がある
英単語には、よく似ている単語、紛らわしい単語などいろいろなものがあります。
似ているものを勘違いしてしまったり、似ているのが多すぎて諦めてしまったり、、、
イヤになる気持ちもわかります。
しかし、「コアイメージ」というものを知っていると、わからない単語でも、単語の特徴から予想できる場合があるのです!!
いくつか、ご紹介していきます!!
【注意】 コアイメージ:単語の一部にある特徴。日本語で言う「部首」のようなもの ※コアイメージからの予想は絶対のものではありません。 |
① ”en”の役割
英単語で動詞の原型に ”en” がついているものがわからない場合
これは「動詞化」の意味があります!
一般動詞の ”study” や ”practice” のように、もともと「〜する」という意味が入っていないもの、つまり名詞や形容詞に”en”をつけて動詞化します。
→原型が ”en○○” か、 ”○○en” の形の単語は「〜する」
という意味になります。(○○は形容詞や名詞の場合が多い)
“en○○” / ”○○en” の例
① ”widen” (拡大する、広げる)
これは形容詞の “wide” と ”en” が合わさったものです。
「wide + (e)n」 = 「広い + する(動詞化)」 = 「広げる」 |
② ”enrich” (豊かにする)
これは “en” と 形容詞の “rich” が合わさったものです。
「en + rich」 = 「する(動詞化) + 豊か」 = 「豊かにする」 |
③ “enjoy”(楽しむ)
これは “en” と 名詞の “joy” が合わさったものです。
「en + rich」 = 「する(動詞化) + 楽しみ/楽しさ」 = 「楽しむ」 |
② ”ped” と ”manu(i)” の役割
“ped”
“ped” には「脚(足)」という意味があります。
どんな例があるのか見てみましょう!
pedal(ペダル)
pedicure(ペディキュア) pedestrian(歩行者) |
などがあります。
自転車を漕ぐためのペダル、足に塗るペディキュア、歩く人
すべて、人間の足に関係したものですね!
“manu” / “mani”
また、“manu” 又は “mani” には「手」という意味があります。
こちらもよく見るような例があります。
manicure(マニキュア) manuscript(原稿) manual(マニュアル、手動の) |
などがあります。
手に塗るマニキュア、手で書き上げた紙:原稿、手動
すべて、人間の手に関係したものですね!
③ ”con”, “co” の役割
“con” や “co”には「共に」、「同じ」という意味があります。
例えば
collaboration
conversation co-worker |
などがあります。
・”collaborateion” は日本語にもなっています。コラボ=「誰かと一緒に」となりますね!
・”conversation” には ”con”が含まれています。
意味は「会話」ですが、会話というのは一人ではできません。必ず相手がいます。
また、”verse(向きを変える)” や “ation(こと、もの)” にもそれぞれの意味があります。
そこから「会話」という意味になるのですが、とりわけここでは、”con” や “co”が「共に」などを
意味することはご理解いただきたいです!
④ ”pre”, “pro” の役割
“pre” や “pro”には「前に、先に」という意味があります。
例えば
predict
progress promote |
があります。
・”predict” は「予測する」という意味です。
この場合、「予」というのが「前もって」という意味と同じです。
・”progress”は「促進する」という意味です。
これも同様に「進」というのが「先に」の意味をしっかり賄っていますね!
⑤ ”able”の役割
“able”はご存知の方が多いかもしれませんね!
“able” の意味は「〜できる、可能な」という意味です!
例えば
touchable
portable |
があります。
“touchable” は「touch + able」 = 「触れることができる」
“portable” は「port + able」 = 「運ぶことができる」 = 「持ち運び可能」
単語は組み合わせでできていることも!?
はい、ここまでは単語に含まれる一部に意味があることをお伝えしてきました。
ここからは、「もっとわかりやすく、簡単に予想できるものもある!」ということをご紹介していきます!
それは、組み合わせ です!
今回は4つの例を挙げます。
① “coworker”
“coworker”の意味がわからなかったとしても、大丈夫!!
これはなにが組み合わさったものでしょう?
先ほど上にあった “co” と “worker” が組み合わさったものです。
そこから意味が予想できるのではないでしょうか??
「co + worker」 = 「共に + 働く人」 = 「同僚」
と予想できるのではないでしょうか。
② “promote”
“promote” はどうでしょう?
上で”pro” については知りました。
“mote” がわからない人が多いかもしれません。
そのような時は、“mote” に似ている単語を思い出しましょう!
私なら、「モーション(motion)」が思いつきます!
モーションセンサーで覚えているのですが、ほかにもモーターなどがありますね。
“motion” , “motor” ・・・ →「動き」に関係ありそうだな!!
👆のように予想しましょう!
「pro + mote」 = 「先に(前に向かって)動く」
ここまで分かったら、そこからやっと文脈判断です!!
正解は「pro + mote」 = 「先に(前に向かって)動く」 = 「促進する」となります。
③ “enable”
これは、どちらも上でやりましたね!
“en” と “able” が組み合わさったものです!!
「en + able」 = 「〜する(動詞化) + 〜可能な」 = 「可能にする」
という意味になります。
④”disclose”
では、これは何と何が組み合わさったものでしょうか??
何もわからない場合、”disclose”という単語の中に知っている単語があるかを探します!
すると、”close” が見つかると思います。
ということは、この単語は 「dis + close」 で、出来ていることがわかります!
“dis” がわからなくても予想しましょう!
日本語で「ディスる」といいますね。 つまり “dis” = 「反対の」という意味があるのです。”
「dis + close」 = 「反対の + 閉鎖する」 = 「閉鎖しない」 = 「公開する」
となります!
まとめ
皆さんいかがでしたか?
ここまで英単語のコアイメージなどについてまとめてきました。
最後にステップだけおさらいします!
ステップおさらい
【全くわからない単語を予想するとき】 ①何もわからない場合、その単語の中に知っている単語があるかを探します! ↓ ↓ ↓ ②見つけたら、「○○ + △△」のように要素別に分ける。 ↓ ↓ ↓ ③それぞれの要素の意味を予想! ↓ ↓ ↓ ④ある程度の意味がわかったら、文脈判断!! |
👆このようにやっていきましょう!
※あくまで予想なので、もちろん外れることもあります。
注意事項!
正直、英単語を覚えてしまうことに越したことはありません!!
しかし、我々が日本語でも全部の単語を理解できないのと同じように、
「すべて」というのは不可能です!
もう一度言います!今回の内容は「試験当日にわからない単語が出てきてしまった場合どのように対処するか」ということです。
「わからないからと適当にするくらいなら、こう予想した方がいい!」
というくらいの感覚で頭に入れてください。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
ではまた次回!
英語関連記事はこちら!
【英語】動名詞と現在分詞の違いってなに?これだけで差が付きます。
【英語】英作文苦手な人でもで使えるフレーズ!これを知って点数を確実に取ろう!
【英語】今からでも間に合う!リスニングで点数を上げるコツは〇〇!
【英語】英作文を書く時のコツはこれだけ!!英語のライティングで点数上がります。
【英語】英単語の効率的な覚え方紹介!この覚え方で1週間で500単語覚えました。
【英語】英語が苦手な人には共通してるものがあります!あなたはどうですか?
【英語】学校では習わない!ネイティブが普段使う面白い英語表現!
【英作文】英作文で謎の減点!? 〜意外と知らない「理由」の表現〜
コメント