【英文法徹底解説】that節の用法全３種を例文付きで解説します！

こんにちは。そらぽっぽです^^

今回は長文でよく見かける「that節」について詳しく説明しようと思います。

that節が分かるだけでも、だいぶ長文が読めるようになるので、長文読解が苦手な人は必ず見てください！

そもそも「節」って何？
that節とは
that節が担う役割（用法）
まとめ
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そもそも「節」って何？

「節」とは「文」のことです。

もう少し簡単に言えば
「主語と動詞（S V）」があるものを指します。

「名詞節」・「副詞節」など聞いたことありますよね。

つまりそれは「S V」のまとまりが名詞の役割だったり、副詞の役割だったりするわけです。

そらぽん
先生

因みに！

文（SV）のまとまりことを「節」というけど、「文（SV）ではないまとまりを「句」というよ！

”in Tokyo,～” などは

「副詞句」と呼ぶよ。

that節とは

「節」の意味が分かったところで
今回の本題である「that 節」について説明します。

「節」の意味が分かれば正直そのままです。（笑）

「that 節　＝　that S V」のことです。

そらぽん
先生

他にも、

・「if 節＝ if S V」
・「when 節 = when S V」

など、色々な節がありますよね！

that節が担う役割（用法）

・名詞的用法（名詞節）

・形容詞的用法（形容詞節）

・副詞的用法（副詞節）

以上の3つの用法があります。不定詞と似ていますね（笑）

では、それぞれ細かく見ていきましょう！

名詞的用法（名詞節）

訳：「～(S V)であること」　

役割：「主語」・「目的語」・「補語」

「名詞的用法である」と分かれば、訳は「～であること」として問題ありません。

実際の例文で確認していきましょう！

【例文】

I know that she is an actress.

【解説】

“I know the answer” や “I know him” のように

“know” の後には「目的語(O)」が必要です。

したがって今回の例文①の構造は

I know that she is an actress.
S V O

となっていると分かります。

そらぽん Jr.

O（目的語）になるのは「名詞的用法」だから
「～すること」と訳せばいいんだ！^^

今回は「目的語」だったけど、もちろん「主語の位置にいる場合」もあるから気を付けてね！

なので例文の訳は

I know that she is an actress.

「私は彼女が女優だと（であることを）知っている」

が正解です。

形容詞的用法（形容詞節）

訳：「～(S V)する／した○○」

役割：関係代名詞　目的格のthat

that節の形容詞的用法は、実はthat節として扱われることは少ないです。

どういうことかというと

形容詞的用法なので、「名詞にかかる that S V」です。

それは、すなわち「関係代名詞　目的格」のことです。

これも実際の例文で確認していきましょう！

【例文】

Taylor is the person that (whom) I love.

【解説】

まず、「形容詞的用法＝関係代名詞」と覚えて平気です。

ということは、形容詞的用法の時は必ず
「名詞（先行詞）＋that S V」となります。

今回の例では

Taylor is the person 〈that I love〉
S V C(名詞)　　形容詞節

となっていますね。

また、形容詞は基本的に2語以上であれば、「名詞の後ろから修飾する」と覚えておきましょう！

そらぽん Jr.

１語の形容詞では
「名詞の前から修飾する」

・beautiful flower　
・cold drink

2語以上の形容詞的用法（不定詞／分詞／関係代名詞など）では「名詞の後ろから修飾する」

・something to eat

・people playing soccer
・person that I love

なので例文の訳は

Taylor is the person that (whom) I love.

「私が好きな人はテイラーです。」
（「人」という名詞を修飾）

が正解です。

副詞的用法（副詞節）

訳：「～(S V)して・・・」
「～(S V)するには・・・」（etc.）

役割：「程度や条件を表す副詞節として使われる」

副詞的用法では、訳し方は何通りかあります。

場合によって訳し方が変わるので、少し慣れが必要です。
正直、３つの用法の中で１番難しいです。

副詞的用法は「感情の理由表現」など、「構文」として出てくることが多いです。

では実際に例を見てみましょう！

【例文】

I am so glad that you won a prize.

【解説】

英文和訳としての基本は
「メインの文」をまずはとることです。

今回の例のメインの文をとると

I am so glad (that you won a prize.)
S V C M（副詞節）

となります。

第２文型（SVC）で文にピリオドが打てます。

そこに追加で余分な文がついているので、その文は「副詞節」と判断ができます。

そらぽん Jr.

「that節の副詞的用法」と分かったら、次の手順でアプローチします。

①メインの文に「ツッコミを入れる」

👆

※「ツッコミ」は可能な限りメインの文と補足文の関係性を導くようなものにする

→「程度」や「条件」、「感情の理由」を導きたい！

②ツッコミの解答を出す

③解答も考慮して１文に訳す

今回の例文を手順通りで確認してみましょう！

【副詞的用法アプローチ】

① “I am so glad” 「うれしい」にツッコミ！

→「なんでうれしいの？」

②補足文 “that you won a prize”

→「あなたが受賞した！」

③「私は嬉しい」＋「あなたが受賞できた」

👆のように考えます。
（少しわかりにくかったらすみません💦）

したがって今回の和訳は

I am so glad that you could win a prize.

「あなたが受賞できて私はとてもうれしい。」

※基本的に副詞的用法では
「程度」「条件」「感情の理由」を導きたい！と考えることが重要です！

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます^^

今回は「that節の３つの用法」についてまとめました。

長文で読めない人は、少しでも読みやすくなります。

さらに、文法が苦手な人でも、メインの文をとる練習だけでも文法の理解が深まります。

頑張りましょう！！^^

最後に今回のおさらいだけします。

・that節とは、「that S V」のこと。

・that節には「名詞的用法」「形容詞的用法」「副詞的用法」の３つがある。

・名詞的用法→「～（SV）であること」

・形容詞的用法→「～（SV)である○○」

・副詞的用法→「～（SV)して・・・」
　　　　　　「～（SV)するには・・・」

以上です。

何度も練習して訳し方を習得しましょう！！

【英文法徹底解説】that節の用法　全３種を例文付きで解説します！

そもそも「節」って何？

that節とは

that節が担う役割（用法）

名詞的用法（名詞節）

形容詞的用法（形容詞節）

副詞的用法（副詞節）

まとめ

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